スマートフォンは調べ事・ゲーム・SNS・アプリなど日常生活には欠かせないものとなっています。ですがどうでしょう、スマホに縛られた生活をしていませんか。
休みの日に1日中ダラダラとスマホをいじってしまい無駄にする事がありませんか。スマホ依存は現代社会の大きな問題です。それもそのはず、なぜならスマホはあなたの興味のありそうはニュースや記事、広告を表示して誘惑してくるからです。
今回のテーマは『デジタルデトックス（Digital Detox）』です。
少しだけのつもりがスマホ操作で一日が終わってしまい後悔してしまう。もっと有意義に時間を使いたいと考えている人も多くいるのではないでしょうか。
本記事で分かることはご覧の通りです。
- スマホ依存のデメリット
- デジタルデトックスの必要性
- 失敗しにくいデジタルデトックスのやり方
一度身に付いた悪習慣を変えるには自分の意識や感情に頼って行うと失敗しやすいです。
ですがご安心ください。失敗しやすいという問題を解決するための方法をご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
デジタルデトックスとは
まずはデジタルデトックス（以下DD）とは何なのかについて解説します。
端的に説明するとスマホ・タブレット・パソコンなどを完全に触らずに生活するという訳ではなく、適度に使いながら生活しようというものです。
起きてすぐ、寝る前にスマホをいじってしまうという人はスマホ依存の可能性があり注意が必要です。
何事においても距離感というものは大切です。デジタル端末においても使いすぎはよい事ではありません。適度な使用時間内で生活できるようにしましょう。
なぜデジタルデトックスが必要なのか
スマホを使いすぎると『脳過労』と呼ばれる現象が起きます。その名の通り脳が疲弊してしまい判断力・記憶力の低下など日常生活にも影響を及ぼすことがあるのです。
脳過労はスマホやパソコンから得る情報量が多くなると「前頭前野」と呼ばれる考える力や感情をコントロールする機能が低下してしまうのです。
感情のコントロールができないとストレスも溜まりやすくなるなど精神的なデメリットも数多くあります。スマホやパソコンを毎日使うと思いますがデジタルから少し離れる時間も必要なのです。
始める前に用意するもの
悪習慣をやめるには自分の意識や根性では失敗しやすいという話を少しいたしました。成功させるためには仕組化することの他、あえて手間を取り入れると効果的です。
仕組化でDDを始めるのにあたり必要なものは以下の３つです。
- 簡易金庫（必要に応じて）※ダイアル式 不可
- タイムロッキング
- ケース（お菓子の空き箱でも可）
写真と全く一緒のモノでなくてもできますが似たタイプのモノがオススメです。写真のケース（鍵が入っているケース）はダイソーで購入したカードケースの中を取り改造したものです。大きさが合えばお菓子の空箱で十分です。
簡易金庫購入の注意点はダイアル式ではなく鍵穴の付いているものにしてください。ダイアル式だと自分の意志で開けることができてしまうため意味がなくなってしまいます。
持っているデジタル端末がスマホのみという方はタイムロッキングさえあれば十分です。金庫があるとスマホ以外のモノも入れることが可能であるためより効果的です。
簡易金庫・タイムロッキングはECサイト（Amazon・楽天など）で合わせて5000円程度で購入することができます。
DDに5000円と聞くと高いと感じる人もいるかもしれません。しかし考えてみてください、デジタルデトックスで1日１時間自分の時間を確保できたとしましょう。
一か月で約30時間も有効活用できるかもしれません。2時間の確保ができたら月に60時間です。スマホをただいじっている時間と勉強など有意義な時間を過ごしている時間どちらが価値があると思いますか。
デジタルデトックスの具体的な始め方
自分の意志で悪習慣を断ち切るのは難しいならばやることは一つです。強制的に使えなくすればよいだけのことです。どういうことかと言いますと、スマホを触りたくても触れない環境を作り上げるのです。
僕が推奨するDDは3ステップのみでだれでも簡単に行えます。
- スマホ・ゲームなどを金庫に入れ閉める
- ケースに入れタイムロッキングに入れる
- タイムロッキングをスタートする
これだけです。
①スマホ・ゲームなどを金庫に入れて閉める
誘惑となるものを金庫の中に入れて鍵を閉めます。いつもは傷がつかないようにクッション性のあるケースに包んで入れていますが今回は分かりやすくする為直接入れています。
入っているのは「スマホ」「タブレット端末」「ゲームのコントローラー」です。ゲーム機本体が入らない場合でもコントローラーさえ入れることができれば操作することができないので効果的です。
②ケースに入れタイムロッキングに入れる
鍵をケースに入れてタイムロッキングに入れたら準備完了です。
もう一本のカギの保管方法
金庫を購入すると大抵鍵は二つ付いてきます。一つはタイムロッキング内に入るので使うことができなくなりますがもう一本はどうするのか。災害や急な呼び出しなどスマホが必要になることがあるかもしれません。
もう1本を保管するポイントは手間がかかる場所で保管することです。例えばクローゼットの中の箱に保管したり手の届きにくいタンスの上で保管したりと取りづらい所で保管するとよいでしょう。
また本当に必要な時以外に使用しないでください。使うことに慣れてしまうと意味がなくなります。
急用ができてスマホを取り出すために鍵を使用したら必ず元の位置に戻してください。手の届きやすいところ・見えるところに置いておくと鍵をついつい使ってしまいかねません。
③タイムロッキングをスタートする
あとは自分の決めた時間をセットしてスタートさせるだけです。
成功させるポイント
- 決まった時間にスタートする。
- DD中にやることを決めておく
DDのポイントは上記二つです。
決まった時間にスタートする
必ず始める時間はある程度固定化してください。朝起きてスマホをいじりだし10分後にロックしようと考えてできないものです。人の意志は弱いのでなかなか始められなかったり、習慣化しようとしても長く続きません。
僕の場合は朝8時頃に起きてすぐに金庫にスマホを入れ、ロック時間を4時間にセットしてスタートさせます。解除される時間は12時過ぎくらいになりますのでその間に資格の勉強・読書など自分の時間に充てるようにしています。
初めて行う人は短い時間で構いません。朝食後に金庫にスマホを入れて「１時間」から始めてみるなど自分に合ったやり方を探してください。必ずスタートする時間は固定してください。
朝に行う人は二度寝してしまっては意味がないのでくれぐれもご注意を．．．
DD中にやることを決めておく
DDを行っている最中は必ずやることを決めましょう。ただ目的もなくダラダラと過ごしてしまっては意味がありません。何か目標を持つとやる事へのモチベーションを維持しやすいです。
例えば「簿記3級を取る」ということを目標にしたのならば必然的にやることは合格のための勉強になります。目標を持つことで時間は有意義に過ごせるようになるでしょう。
ただデジタルから離れるということが目的なら小説を読むなどでもよいかもしれません。あとはジグソーパズルなんかも頭の体操に良いとされているのでいかがでしょうか。
何をすれば良いか分からないという方にオススメなのは「お金」の勉強です。特にFP（ファイナンシャルプランナー）の資格をとる事がオススメです。お金の知識は誰にとっても必要不可欠なので学んでおいて損は絶対にしません。
さいごに
物理的にスマホ・ゲームを操作できなくして行う「デジタルデトックス」のやり方についてでした。
朝起きて一番にスマホでSNSなどをチェックするという人は少し注意が必要かもしれません。ベッドの中でダラダラと続けてしまう可能性が高いからです。
当てはまる人は脱スマホの為にも朝の習慣を作ってください。
- 起きたら水を飲む。
- ストレッチ・筋トレをする。
- 散歩に出かける
何でも構いません。まずは操作をするのが当たり前という習慣から抜け出すことが大切です。できることからコツコツとやっていきましょう。
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